聖くんの部屋に着いた。



「聖くん、久しぶり」
「ゴホゴホ。。舞湖ちゃん、美穂ちゃんも。。ゴホ」


聖くんが咳き込んでいた。



「大丈夫?」


私は聖くんの背中を摩った。


でも止まらない咳。



「しょ、聖くん!血が。。」
「え!?大丈夫!?」



聖くんの手のひらには血が。。



私達は慌ててナースコールを押した。




「どうされました!?」


すぐに2人の看護師さんがやって来た。