「行きたい!」 萌加がはしゃぐ。 「じゃぁオススメの店教えよっか」 「わーい!」 蓮くんに連れられ 私達はレストランに来た。 こ洒落たレストラン。 カウンターとソファにテーブルといった 少しレトロな雰囲気。 「いらっしゃい」 カウンターの男の人が言う。 男前な顔つきで 料理するようには見えない程に鍛えられた腕の筋肉。