会えないとわかっているけど
私の足はあの公園に向かっていた。



「あいつはいないぞ」
「うん。。分かってるんだけどね」


蓮くんが今日もスケボーをしていた。


私はベンチに座る。



蓮くんはあれから
萌加と付き合うことになった。



「なんかあった?」
「。。ううん」



「あいつに言った?」
「。。言えないことなの」
「ふーん」


顔に出てたかな。


私。