「来い」


柊翔くんは私の肩を抱いて寮の中に連れて行ってくれた。



「ちょっと待ってろ」


そう言って寮長さんのところへ言って何か話していた。



「今日、俺の部屋来いよ」
「え。。」
「もう泣くな。全部聞いてやるから」


小さく頷いた。



優しい。。



びしょびしょになった私に
柊翔くんは着ていた服を着せてくれた。