柊翔くんだ。。



寮の玄関に柊翔くんがいた。



柊翔くんは私を見つけると傘をさして走ってきた。



「なんでびしょびしょなの?」
「傘が。。無くなっちゃって。。」
「は?うそだろ。。?」
「ぐす。。」



服も髪もびしょびしょ。


こんなかっこ恥ずかしい。。



涙が溢れる。



「うぅ。。ずずっ。。」