コンコン。

「上がったから、風呂入れよ」

「うん」

一旦勉強を切り上げて部屋から出てくると、颯真はなんと上半身はだかでタオルをかけてるだけ。パンツと短パンは履いてるけど。

髪の毛も濡れてて、い、色気が...。

筋肉質でか、かっこいい!

この姿を見てきゅんとしない女の子、絶対いないよ~~。

「どうした?」

「えっ、いいや!何でもないよぉ!お風呂行くね~」

颯真はは?って顔してたけど。

私は急いでお風呂へ行った。

あきらかに様子が変だ、私、怜音。

病気になったか...うーん。

こんな病気ないと思うし。