☆悲しい音楽
うぶめ「わたしの子どもを...ううう、返して...わたしの...子ども」
☆幽霊の足音
うぶめ「かえ、して...返してーっ」
＊＊＊＊＊＊＊
三嶋大和「うわあぁっ...な、なんだあの夢」
空島美咲「大和！もーっ、あの怪物の事件の後から変よ？いきなりうたた寝し始めたと思えば...飛び起きて」
三嶋大和「わりぃ、血だらけの女が夢の中に出てきてさ」
空島美咲「なによ、それ！こわっ」
三嶋大和「だろ？気味が悪くてさ」
☆足く音
羽山颯太「2人ともめっちゃ待たせた！」
三嶋大和「颯太、おせーよ」
空島美咲「颯太！久しぶり！元気してたー？？」
羽山颯太「おおっ、わりー。元気元気」
空島美咲「さぁ！久しぶりに３人集まったんだから行くわよ！お祭り！」
三嶋大和「いててっ、引っ張るなよ」
羽山颯太「美咲ちゃん、いてて」
＊＊＊＊＊＊＊
☆お祭りの音
猫又(シロ)「ひょうたん、貴様はおとなしくすることができぬのか？カバンから落とすぞ？」
付喪神(たぁ坊)「うるさいぞ、猫…颯太見失うから黙ってろぉ！」
猫又(シロ)「そもそもわたくしは颯太様が心配で五山送り火についてきただけのこと…貴様は留守番していればよかったものの」
付喪神(たぁ坊)「たぁは、猫のいうこと聞かない！」
☆爆発音
空島美咲「きゃああっ、なにっ！？」
火車「ぐがぁぁぁっ！」
☆がや音(悲鳴)
三嶋大和「また…化け物なのか！？どうなってんだよ！！」
羽山颯太「大和！美咲ちゃん、下がって！！あそこの…山の上にある社まで走って！」
三嶋大和「おまえは、どうするんだよ！！一緒にくるんだろ！？」
空島美咲「ちょっと颯太！？颯太どこに行っちゃうのぉ！」
☆走る音
猫又(シロ)「あぁっ、颯太さま！！ご無事ですか！？」
付喪神(たぁ坊)「そうたぁ！」
羽山颯太「シロ！？たぁ坊！？二人ともついてきたのかよ！？」
猫又(シロ)「はい、妖術で人間に化けることは容易でございます」
付喪神(たぁ坊)「たぁは猫のバックの中にいた！」
羽山颯太「あー、えっと...とりあえずあの妖怪をどうにかしないとな」
猫又(シロ)「颯太様！先日の社でのお札はお持ちですか？」
羽山颯太「えっと、あれ、ない！？」
付喪神(たぁ坊)「颯太！ひょうたんの時のたぁ坊振って！(ポンッ)」
羽山颯太「うわぁっ！えっと、こうか？」
猫又(シロ)「ひょうたん...異空間を通じさせることができるのか」
羽山颯太「あ、お札が出た」
付喪神(たぁ坊)「(ポンッ)たぁ！たぁ、すごいでしょ！役に立つよ！」
羽山颯太「たぁ坊すごいな！ありがとう！！」
火車「ぐがぁぁぁぁっ！」
