*******

三嶋大和「あの化け物はなんだったんだ…美咲、大丈夫か?」

空島美咲「うん、大和は大丈夫?」

三嶋大和「あぁ…っいて」

空島美咲「どうしたの?大丈夫?

三嶋大和「あぁ、なんか首に刺さったような痛みが走ったが…大丈夫だ」

空島美咲「建物の破片かな?気を付けてね」

☆救急車の音

三嶋大和「ひとまず、ここを離れよう。家まで送るよ」

空島美咲「うん」

*******

羽山颯太「なんだったんだよ」

猫又(シロ)「颯太様!素晴らしかったです!」

羽山颯太「そうか?ははっ、サンキュー」

猫又(シロ)「ですが、まず…シロは颯太様に大事なことを言わないといけません」

羽山颯太「はぁ...シロ...ま、とりあえず家に帰ろうぜ、腹も減ったしな」

猫又(シロ)「颯太様...分かりました。また後ほどお話しします」

羽山颯太「今日の晩御飯はなんだろなぁ」

*******

☆キンコーンカーンコーン(カネの音)

三嶋大和「次の講義、一緒に受けるやつだろ?起きろよー颯太」

羽山颯太「ふぁっ!大和か」

三嶋大和「なんだとはなんだ。人がご丁寧に起こしてやったんだぞ?(ニヤリと笑いながら)」

羽山颯太「ふぁぁっ(あくび)そうだな」

三嶋大和「なんかいい夢でも見てたのか?」

羽山颯太「いんや、夢やったらええのにな」

三嶋大和「にしても、昨日のはやばかったよな。日曜だったこともあって...人が多かったからな...被害は大きかったらしい」

羽山颯太「そうだな...はぁ(ため息)」

三嶋大和「颯太が言っていた妖怪って言うのも案外いるもんだな」

羽山颯太「言っただろ、嘘なんかついてねーよ」

三嶋大和「悪かったよ」

☆キンコーンカーンコーン(カネの音)

三嶋大和「やべっ!いくぞっ」