俺の手が届く範囲にいろ。



__そして放課後。


「じゃあみっちゃん!また明日ねー!」


「うん!また明日!」


菜々ちゃんに挨拶し、わたしはいつも通り
京ちゃんのことを待っていた。


すると……


「あーいた!実月ちゃん…!」


不意に、関本くんがこちらへ
走ってくるのが見えた。


「あれ、関本くん…?どうしたの?」


「…京哉から実月ちゃんに
伝言頼まれてさ…!」


「…伝言?京ちゃんから…?」


「ん、ちょっと遅くなるから
教室で待っててだってさ!
なんか京哉、家にケータイ忘れたらしくて
実月ちゃんに連絡取れないらしー」


「あ、そうだったんだ…!
ありがとう関本くん…!」


「おう!じゃあまたなー」