「っ…あの、実は京ちゃん
普段からこういったものは
受け取ってくれないから…
もしお友達とかになりたいなら
直接話しかけた方が良いと思うよ……」
おそらく、顔と名前が一致すれば
京ちゃんだって連絡先くらいは
交換してくれるはず。
じゃないと、本当にこの紙は
ゴミ箱に捨てられちゃう…。
……でも、わたしのおせっかいは
どうも気に食わなかったようで……
「……は?あんた何様のつもり?」
「幼なじみだからって
どの立場で言ってんだよ」
突然豹変した性格と
すごい眼力で睨まれてるわたしは
思わず4人に圧倒される。
「そ、そんなつもりは……」


