となりの君は、あの子のもの





わたしは、汐留美雨。今日から中学3年生。


身長154センチ、黒髪ストレートのロングヘア。顔はいたって普通。

どこにでもいる中学生だ。





「美雨、またこんな時間に起きて。
今日から新学期なのに、遅れちゃうよ?」



心配そうに言うのは、1個上の姉のなっちゃん。


肩まで伸びた綺麗なストレートの黒髪に、大きな二重の瞳、長いまつ毛を持つ我が姉は、身内のひいきなしで抜群に可愛い。


なっちゃんは、すでに朝ごはんを食べたのか、もう真新しい制服に身を包んでる。




「大丈夫だよ〜。学校まで5分だし。
朝から急いでたら、つかれちゃうもん」




呑気に言うわたしに、家族は呆れ気味だ。