となりの君は、あの子のもの




わたしも、桜庭くんは他の男子とは、全然違う感じだなぁ…。



そんなに男子とは、仲良くなったことないけど、桜庭くんとは、すんなり話せるし。


それに、話せるのは嬉しいし、彼の笑顔はあったかくて好きだなぁ。





「わたしも! 桜庭くんとは話しやすいし。よかった」





笑顔でそう言うと、桜庭くんも笑ってくれた。




「でも、桜庭くんって照れ屋さん?」




ちょっと茶化すように言うと、照れ隠しのようにもう一度、わたしの頭を小突く。




「…うるさい。早く行くぞ」


「はーいっ」




桜庭くんが触れた場所が、少し熱い。


結城とかに触れられても、こんな感じにはならないのに。



なんか、熱いよ…。