となりの君は、あの子のもの




「…傷は出来てなかったけど、赤くなったから冷やしたほうがいい」




そう言って、桜庭くんは氷を袋に入れて用意してくれた。


その用意してるとき、気のせいかな、後ろ姿から見える桜庭くんの耳には真っ赤だった。




「ん」


「あ、ありがとう」




桜庭くんが渡してくれた、氷は冷たくて気持ちかった。