保健室の先生は、丁度出かけてしまっているらしく、誰もいなかった。 椅子に下ろしてもらったわたしは、熱くなった頬を見られないように下を向く。 早く、この頬の熱が引いてほしい…。 「ひゃっ」 いきなり桜庭くんにおでこを触られて、驚いて変な声が出てしまった。 「あ、わり」 俯いてた顔を上げると、おでこが切れてないか、見てくれているみたい。 必然的に、桜庭くんと目があった。 ーーーーードキッ