となりの君は、あの子のもの




はぁ、と思わずため息をつくと、



「がんばれ、美雨! 美雨なら大丈夫だよ。
それに、松永先輩以外の男に目を向けるいい機会じゃない。
なんかあったら、教えてね!」




麻美が小声で励ましてくれた。


麻美の言葉に、少しドキッとする。





確かに、わたしは昔から男の人にあんまり興味がなくて。


女子と話すのはいいんだけど、男子とはあまり話したことがない。




結城は、男の子とかじゃなくて、単に幼なじみ的な存在だし。





あおくん以外の男、か。