となりの君は、あの子のもの





昇降口は人がいっぱいで、なかなかクラス表が見えない…。




「俺、見てくるわ」




と、結城が率先して行ってくれた。

無駄に背高いから、こういうとき役に立つね、あいつ!




結局、クラスは麻美と同じ!
嬉しい〜、修学旅行とか楽しみ!!



結城とは離れたけど…。笑




「何で俺だけ別なんだよ…」


「小学校から、みんな一緒だったのにねー、残念残念!」


「ほんとに残念!」


「お前ら、絶対思ってないだろ…」




ばれたか。





「まぁ、隣のクラスだから体育とかは一緒だし!これからもよろしく!」



うるさいのがいないとちょっと寂しいかもね、と笑うと、結城の顔が少し赤くなった。



ん?



「はいはい、美雨それ以上いじめない!教室行こ〜。じゃあね、春馬!」


「うん? じゃねー、結城!」




わたしたちは、結城と分かれて教室へ向かった。