となりの君は、あの子のもの





べしっ



「ったぁ〜」



後ろから誰かに叩かれた!




「お前ら、朝っぱらからいちゃついてんじゃねーよ!」



「結城!加減を考えなさいよ、痛いっつーの!」




今、叩いてきたのは、結城 春馬(ゆうき はるま)。小学校からの腐れ縁で、仲のいい男友達。




「なに、春馬羨ましいのー?」




麻美がなぜかニヤニヤしながら言う。
ちなみに、麻美と結城は幼馴染。




「っ、ば、ばか!そんなんじゃねーよ!」



なぜか、結城は赤くなって反論してる。


まあ、そんなことはどうでもよくて、早くクラス見に行かなきゃ!!



「早く、クラス見に行こ!麻美と同じがいいな〜」


「え、俺は?」


「え、どうでもいい」




わたしがバッサリ言うと、麻美が後ろで不憫…とつぶやいてる。



なにが不憫なんだか?