華音side

「華音~紫音ちゃん来たわよ~」

リビングから声をかけているママに返事をし、玄関に行くと
あたしの親友でTwinsの1人の黒雪紫音がスマホをいじっていた。

「おはよ、華音」

「おはよう」

そして迎えに来たマネージャーあっちゃんこと佐藤愛音の車に乗って学園に向かった。

桜塚学園の門のところで降ろしてもらい、歩いていたら。

必然とあたし達に注目は集まり、自分たちがアイドルだってことを実感させられた。