ーーーーヒデside


ももかの家を出た俺は
急いで2軒目に向かった。

3人で楽しく呑んでいると
店員さんがラストオーダーを
聞きに来た。
時計をみると夜中の3時だった。


ケンは酒が強いから大丈夫だとして、、

問題は酔い潰れそうな浅原さん。

「浅原さん。大丈夫ですか?家どこですか?」
「んー。うんwどこだっけ、、、わからなーいw」

「ヒデ、絶対この人家帰れんよ。どうする?」

「ケン、お前んち無理だよなぁ、、」
ケンは彼女と住んでいて
彼女は妊娠している。

「俺が連れて帰るわ、、」
しょうがない、、あいつんち勝手に
連れてっていいかな、、、。
置いてくわけにも行かないし。
連れてっても大丈夫だろう!


「ありがとうございましたー!」

こんな夜中になってまであんなに元気な店員をみると感心する。


俺らは店を出て帰路に着いた。

女と違って男をおんぶするのは辛い。
てか重い。
俺は必死に歩いた。。

--ーーーバタン

ももかの家に着き
静かに浅原さんをソファーに寝かせ
ももかの様子を確かめる。

ももかに近づくと、、、、
ぐぅぐぅ寝てやがる。。

そして俺は、
いつの間にかももかの側で
寝てしまっていた。


♪♪〜♪♪〜



自分の携帯のアラーム音で目が覚めた。一瞬、、やばい!遅刻!と思ったが
ももかが目に入り
今日は休日だということに気がついた。

あのまま寝てしまったんだ。。
「そうだ、、朝飯。」

俺は浅原さんの分も買いに
ももかの家を静かに出た。


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