すごく強い力で、腕を掴まれた。


「外せよ!!こんな…くそっ!!」


妬いてくれてるの???


「痛い痛いってば!!お母さんの!!外れないの!!」


節から動かず、本当に痛かった。泣きかけた。


チッと舌打ちすると、


「……ホントだろうな」


「ホントよっ!!わたしのこと信じられないの!?」


頭をわしわしと掻くと、


「ああっ!!こっちに来い!!」


洗面所に連れていかれて、排水口に詮をする。


石鹸で何度か擦ると、スルッ、と抜けた。


「あっ…」