この恋に砂糖は使用しておりません



周りの女の子は大雅に好きだ、好きだと言うけれど。


あたしだって、大雅のことが、


「――すき、」


こんなシチュエーション、こんなタイミングで。


あたしは、想いを打ち明けていた。


「あたしと、付き合ってください、」


ああ、あたし、ついに告白してしまった。


今だけ、少女漫画の主人公みたいだ。


車のエンジン音は、あたしと大雅の空間を横切る。