目が合って、思わず人違いじゃないかどうか確認する。 あたしは自分を人差し指で指して、首を傾げた。 するとその人は頷いて、軽く手招きして。 まさか、まさか、まさか。この展開は…?! 淡い期待に胸を膨らませながら、あたしは立ち上がる。 前のドアまで歩く間、周りの女の子たちの視線を感じる。 大雅のことじゃないのに、こんなに注目されることもあったんだ、あたし。 …いや、待てよ。