「そうなんですか!?
いいなぁ~私なんて低かったのに」

「まぁお前のは、全体に低そうだしな」

「あ、ひどーい。
そんなことないですってば!!」

もうと怒るが先生の意外な特技を
知ることになった。

そして無事に先生のと睦月君の
課題の絵が完成した。

卯月もあれからお絵描きにハマったみたいで
夢中で描いていることが多くなった。
これで大人しくしててくれたら
助かるのになと思ったが……。

「キャアッ!!
卯月。あなた何処で描いてるの!?」

「うっ?キャハハッ……」

大人しく描いていると思ったら
画用紙ではなく壁に描いていた。
白雪に付き添ってもらいながら

「そこは、お絵描きをする場所じゃないから!!」

私は、慌てて止める。

あぁ、余計なことを教えたかもしれない。
トホホッ……だった。