イクメン作家と恋心?SS~ほのぼの第2話~12/26に『クリスマス』を追加。


私は、早めに頼まれた仕事を終わらせると
自宅に戻った。

卯月は、泣き止んだかしら?

先生が一緒だから大丈夫だと思うのだが
子守りばかりしていたら先生の執筆が
進まないだろうし
慌てて帰るとドアを開けた。

そうしたら、リビングの方で
仕事をしていたはずの
先生がぐったりとしていた。

「先生……今戻りました……」

何とも凄い状態になっていた。

「お前が行ってからコイツは、
15分おきにお前を思い出しては泣き出すし
しがみついたら離れないし
散々だったんだぞ!?
まったく執筆ができねぇーし」

えぇっ!?

驚きながら卯月を見る。
散々泣いたのだろう……先生に抱っこされながら
泣き寝入りしていた。

確かに先生にしがみついて離れない。
 
「ほら、代われ。まったく。
今頃になって睦月の手のかからなさが
ありがたいと思ったことはない」

無理やり卯月を引き離すとうんざりした顔で
私に渡してきた。

確かに……睦月君ほど大人しくて
聞き分けのいい子はいないだろう。
卯月と正反対だ。

「ふええ~ん」

無理やり剥がすから卯月がぐずりだした。