「いいが……同じだと思うぞ?」
呆れたように言うが諦めきれない。
何とかしてでもコツを掴みたい。
翌日。
またお昼寝の時間になり
卯月を寝かせようとするが相変わらず寝てくれない。
白雪と小さなボールを転がして遊んでいた。
「先生。よろしくお願いします!!」
私は、助言を貰うべく先生に頼んだ。
「ハァッ……まったく」
ため息を吐きながら先生は、
強引に卯月を抱き上げた。
まだ白雪と遊びたいから
卯月は、ぐずりだしてきた。
あぁ、泣いちゃう……。
すると先生は、そのまま抱き直すと
背中をリズムよく叩き出した。
最初は、ぐずぐずと半べそになってジタバタと
動く卯月だったが
しばらくすると段々と泣き止みだし
動きが弱まっていく。
えっ?まさか!?
慌てて先生のところに近づき覗き込んだ。
すると……スヤスヤと眠りだしたではないか!?
えぇっ?何で!?
私が同じことをしたら泣き出しちゃうのに。
「な、何をしたんですか?」
「見たまんま。ただあやしただけ」
先生は、キッパリと言い切った。
同じようにやっているのに……どうして
私と先生だとこうも違うのだろうか??
不思議……。



