「あ、やっと起きたか……ったく」
後ろから声が聞こえてきた。
えっ?
振り返ると先生がソファーに座って
くつろいでいた。
「せ、先生!?
いらっしゃってたんですか……?」
うっ……うっかりお昼寝をしているところを
見られてしまった。恥ずかしい。
あ、よだれ!?
慌てて口を手で拭う。
「まったく。卯月を寝かせるはずがお前が寝て
どうすんだよ!?
お陰で様子を見に来たら卯月は、
ティッシュ箱の中身を全部出しやがって
片付けるのに苦労したんだぞ」
起きる早々に怒られてしまった。
「すみません……」
しゅんと落ち込んでしまう。
ティッシュ箱の中身を全部出すって
また面白がって遊んじゃったのね?
以前にも私の目を盗んで
ティッシュ箱を出して遊んでいた。
出すのが面白いらしい……。
あ、それより卯月は!?
捜すと先生に抱っこされながら
スヤスヤと気持ち良さそうに眠っていた。
隣には、白雪も……。
「あ、こんなところで寝ちゃったのね……」
ホッと胸を撫で下ろした。
良かった……お昼寝をしている。



