私が視線を斜め下に落とすと個室を使わない人達が使う共同テーブルに座っている、青年の・・・
「おぉぉ!!すまん!!
ほれ、ハンカチだ!」
「サンキュ!わ〜・・・大丈夫かなコレ・・・」
パソコンにおもいっきり持ってた飲み残しの抹茶オ・レをぶちまけてしまった。
「すまない、これ、君のパソコンかい?」
「そっ。」
せっせと青年は緑に染まったキーボードを拭いていく。
「電源、切れてしまったか・・・」
画面がついてない。
「いや、これからつけるトコロだったから!切れたんじゃないっすよ!」
「そうか」
良かったー
「ただ安物だし古いから壊れてないっていう保証は・・・」
「す、すまない。お詫びと弁償は必ず!」
「お詫びはいいっすよ。
ま、弁償はしてもらいますけどね。」
その時の青年のニコッとした笑顔を見た時、
私はひらめいた。
そして、
そのひらめきが、私の悩みを解決し
光へと導いて行ったのだ!!!!!
(いや、ゲイとかそんなんではないから)