キャンパス~モノクロ世界に色を~

* * * * * *

「この問題を誰にやってもらおうか…。逢坂!!!」


ビクッと肩がなる。


「外を見るほど、この問題が簡単か?んじゃ解いてみろ」


何も言っていないのに…。

どうやって解くのこれ?

黒板の前まで来てしまった。

分からないので黙って立ったままでいた。


すると、つかつかと私の隣に立ち私が

持っていたチョークを奪う。


「x=√5」


「正解。なぜお前が解くんだ佐伯。」


助かったと息を吐いた。


「あまりにも簡単で…」


「いいぞー!幼馴染み!!!」


クラスの人たちは盛り上がっていて、

何事もなかったかのように席に戻る。


「そうだ佐伯、放課後職員室に来なさい。」


「えっ、分かりました」