悠生side

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「こんにちは。」


「…こんにちは。」



目の前にはウチの学校の理事長と彼女。

向かい合うように立ち理事長は笑顔を向けている。


こらこらむぅさん、もう少し笑って。
ここの理事長はホントに怖いんだよ。


なんで此処に彼女が来ることに……!




理由は遡ること、一週間前ほど。