『俺も結婚したいなあ。』


「安心しろ、お前には無理だ。」
「あの2人は付き合ってもないから。」



またしても的確な2人のツッコミを受けながら俺はお似合いの2人を見続ける。


するとサチと目が合った。
背筋が凍り冷や汗がどっと溢れてくる。

思い出したのは、あの時のこと。

サチが病院から帰って来た後、俺は一度死んだ。本部の下の奴らの溜まり場の端から端まで俺は飛んだ。その後感じたのは鋭く大きな痛み。その時気がついたのは、サチに投げ飛ばされたのかということ。


まぁ初対面の時からサチは俺に対して適当な場面が多かったから別にいいんだけど!




でもやっぱりなんだか心が苦しい。