俺の横では琥珀の不規則な生活を一番心配していた右京が、 「…琥珀、薬をほんとに飲まずに寝たのか!?」 と、半信半疑になりながらも嬉しそうな趣で右京が琥珀に問うていた。 『…ああ』 琥珀は、短く返事をしたかと思うと俺に視線と言葉を投げかけた。 『…類、薬』 俺は、この時確信した。 あぁ、琥珀やっとお前は見つけたんだな? 右京で言う、”運命の女”って奴を。 その内、会わせてくれよ? お前を変えた”例の彼女”に。 俺は薬を渡して、琥珀が寝室へと入ったのを確認してから琥珀の家を後にした——。