すぐに手を引っ込めるかと思ったけど 櫻井先輩は私の頭の上に手を置いたまま止まってしまった 「櫻井先輩…?」 櫻井先輩を見ると櫻井先輩はハッとした顔をして 私の髪をガシャガシャとかき混ぜた 「わ、わっ、櫻井先輩!?」