雨の日は君と。~先輩の香り~



すぐに手を引っ込めるかと思ったけど

櫻井先輩は私の頭の上に手を置いたまま止まってしまった


「櫻井先輩…?」


櫻井先輩を見ると櫻井先輩はハッとした顔をして
私の髪をガシャガシャとかき混ぜた


「わ、わっ、櫻井先輩!?」