雨の日は君と。~先輩の香り~



このまま教室に帰ってしまおうか

そう思ったけどそしたら健と森崎さんが二人になってしまう

「森崎さん、行くよ」

え?って顔をしてかたまった森崎さん

ずっと動かない

しびれを切らした俺は森崎さんの手を掴んで歩き始めた