雨の日は君と。~先輩の香り~



「…っ、健…」

「なーに?そんな顔してももう俺決めちゃったからね」

『俺…狙っちゃおうかな』

その言葉に胸がこんなに苦しくなってる
その苦しさに耐え切れなくなって

俺は健を離した