「うぅ…」 風和が唸ってる 風和を見ると俺が居る方とは 反対を向いてうずくまって ブルブル震えてる …? 何かおかしい気がする 「風和?」 「こわい…っ、こわい…」 話しかけても「こわい」しか言わない 「風和っ」 風和の肩を引いてこっちを向かせると 風和は恐怖で怯えた顔をしていた 「りつく…助け…」 そう言って風和は俺を抱きしめた