雨の日は君と。~先輩の香り~






「これ、風和のでしょ」

「ん、そうかも!」


私が作ったであろう餃子を
李月君がパクっと食べる


「美味しい」


優しく微笑む李月君

えへへ、嬉しい




「…李月があんなにデレデレ
 してるのは珍しいな」


ボソッと呟く架月さん


そうかな…?
私には普通に見えるけど…