雨の日は君と。~先輩の香り~






「さ、できたわよ~」


いつの間にか柚子さんが餃子を
焼いてくれたのかお皿には
たくさんの餃子が乗っていた

おいしそう…っ


早く食べたいなぁっ


「風和、つまみ食いはダメだよ」


そんな私を見て李月君が耳元で囁いてくる


「わ、わかってるよっ」


いくら餃子が好きだからって
つまみ食いはしないよっ!