――― side Ritsu ――― 部屋に戻った俺はできるだけ 平常心でいるようにした 二人でまたアルバムを見ようとしたけれど 風和は俺の話を聞いてるようで 全く聞いていない どこか上の空だ まったく、この彼女はやってくれる 俺が「風和?」と聞くと 真っ赤な顔になって口をパクパクさせる 無意識だろうけど。 俺の決心なんて脆く崩れる 俺は、はぁ…と溜息をついた …もう無理だ。