雨の日は君と。~先輩の香り~




えぇ!?

私が目を見開いて驚いていると
そんな私に気づいたのか李月君が
耳元で囁いてきた


「李子、ああなると止められないから。
 付き合ってやって?

 それに今日雨降るらしいから」

「う、うん…」


ほんとにいいのかなぁ?

私は正直嬉しい気持ちもあるけど。



その後、柚子さんや架月さんの許可も得て
一晩お泊りすることになったんだけど。

この後大変な目に遭うなんて
想像もしてなかったんだ