「そうだ! じゃあついでに泊まっていきなよ!」 えっ、それは… 「李子…それは風和が居辛いだろ 第一、余ってる部屋は倉庫みたいに なってるだろ」 そ、そうだよ。 居辛いわけじゃないけど。 ご家族の迷惑になっちゃう… 「そんなの、李月と一緒に寝るに 決まってるじゃない! 風和ちゃんもいつも一人で寝てるんだか ら、たまには誰かと一緒に 寝たいでしょ~」 う、確かに一人で寝るのは寂しいって 思う時もあるけど…