「もう部屋行っていい?

 風和、行くよ」


「えっ、…っと」


呆れた顔をして家族を見ながら言う李月君

い、いいのかな?


そう思い李子さんを見ると
李子さんは満面の笑みでひらひらと
手を振っていた