雨の日は君と。~先輩の香り~



一人でいる私を心配して言ってくれてるんだと思う


「ふふ、ありがとう」


答えになってないとぶつぶつ言ってるけど無視無視。


李月君の家は私の家からそれほど遠くない場所にあるらしい

私の家の最寄り駅から学校方面へ
1駅行ったところのすぐ近く


こんなに近かったんだ…


…ってことは、

「いつも遠回りして送ってくれるんだ」

「…それはいいよ、気にしなくて。」