雨の日は君と。~先輩の香り~


 
「全部声に出てるけど?
 なんで、そうなるの。

 風和は十分スタイル良いから」


「え、だって私が服脱いだ時も…」

「あー、あれは…その…」


「ほら、やっぱり!」


やっぱり私のスタイルが…


でもそのあとの李月君の言葉に
私は目を見開いた


「風和細いのに足長いし、…胸も大きいし

 なんかあの服脱ぐとそれが強調されて
 俺も目のやり場に困ったし

 他の男に見せたくなかったんだよ…」


真っ赤になって照れながら言う李月君