どうしよう…泣きそう 涙をこらえようと私が俯くと 頭上から声がした 「俺の彼女だけど。 あんたうざい。そろそろ離れて」 私の大好きな大好きなクール王子の声 「彼女~?見えなーい! 私達に乗り換えれば~?」 でもその女の子は李月君の冷たい態度にも怯えずそう続ける