雨の日は君と。~先輩の香り~



俺は今まで溜め込んでいた想いを
全部言葉にした

櫻井先輩は黙ってしまった

しばらく沈黙が続いたが
その沈黙を破ったのは櫻井先輩だった


「…なんで、
 風和は理由を俺に言ってくれないの」