雨の日は君と。~先輩の香り~



しばらくして堀田は教室に戻ってきた


「なに話してたの?」


私が聞くと、堀田は


「…えと。昨日の経緯とか?」


なんで疑問形なの!

私がぷくっと頬をふくらめると


堀田は諦めたように話しはじめた