雨の日は君と。~先輩の香り~


「私には…秘密があります

 
 李月君を辛い目に
 合わせるかもしれません

 …それでも好きでいてくれますか?」


私がそう言うと李月君は少し驚いたけど

すぐにフッと笑って


「当たり前」

と答えた