雨の日は君と。~先輩の香り~



いつもの俺だったらすぐに断っただろう


でも、もし俺が断ったら

彼女は一人でまた泣くんだろう


そう思った俺は「わかった」って答えて
一緒に帰ることにした


帰り道は無言だったけど
彼女が元気を取り戻していくのはわかった