雨の日は君と。~先輩の香り~



…きっと触れないほうがいいんだろう


そう思い、靴箱を出ようとした


でも、彼女は

「一緒に、帰りませんか?」

って。


すごく寂しそうな声で。
誰かに助けを求めてるような声で。