そういって男バスのほうへ戻っていった。

その瞬間にまた一気に体温が上がって

いくような感じがした。

最後にそんなことを言うなんて。

あの先輩はなんてズルい人なんだろう。

勇気をだしていってよかった。

少し離れてしまったと思っていた

とも先輩との距離もまたほんのちょっと

だけ縮まったような気がした。